上目遣いがとってもチャーミングなダックスちゃん。特徴的な可愛らしい目元と、にっこり笑ったような舌がちょこんと見える表情を再現して欲しいとのことでご依頼をいただきました。
ミニチュアダックスフンドちゃんは、お鼻(マズル)の長さや太さ、目との距離感で表情がグッと変わる、お人形制作の中でも難しい犬種の1種です。
「おかえり!」と思っていただけるような、その子の特徴を捉えた表情になっているかにとても気を配りながら制作させていただきました。
甘えるように見つめる表情が再現されておりましたらと願っております。
いつもしていたという「お座り」のポーズで制作させていただきました。
お座りのポーズは、飾っていただいたときの安定感もあるポーズです。
シルバーダップルという繊細で特徴的な毛色の子でしたので、毛色の配色を細やかに、できる限り再現いたしました。
お写真にて仕上がりをご覧いただいた際、「胸元の茶色の毛のグラデーションをもう少し広く再現していただければ」とアドバイスをいただきましたので、お胸の毛色を修正させていただき、完成の運びとなりました。
羊毛・樹脂(目・鼻・舌・肉球)・針金(骨格の芯に使用)
Feltemotionの羊毛フェルト作品の特徴について
お送りいただいたペットのお写真から、羊毛フェルトのぬいぐるみをオーダーメイドでお作りいたします。
Feltemotionは、ご依頼者様の思いに寄り添いながら、世界に唯一の愛するペットの羊毛フェルトぬいぐるみをお届けいたします。
羊毛フェルト人形のオーダーメイド製作の工夫
ペットの被毛は、もともとが単色の子でも実はよく見るといくつかの毛色が混在していますので、
複数の色の異なる羊毛を織り混ぜながら製作して、その子になるべくお色が近づくように植毛を行います。
また、羊毛フェルトの素材を生かした流れるような毛並みや柔らかさ、自然な濃淡の表現、動物の滑らかな曲線美を大切にして、生命の躍動感や柔らかで繊細な表情を再現できるよう心がけて製作しております。
また、フェルトでの再現が難しい目や舌などには樹脂を、身につけていた首輪やリボン、バンダナなどの服飾品は布素材にペイントやプリントを施すなどの工夫を凝らして再現を試みます。